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父と母それぞれに見せ場を用意した平成の結婚式

父と母それぞれに見せ場を用意した平成の結婚式は、親からの独立をビジュアル化した半ば「冠」の行事。「家」ではなくて、親と子からなる「家族」中心のイベントといえるのではなかろうか。家族葬の台頭や「墓離れ」も、同じ理屈で説明できる。家族だけで故人と静かにお別れをしたい。それが「家族葬」が増加した表向きの理由だけれども、家族の形を考えれば、流れがそちらへ向くのは至極当然だろう。亡くなる人の年齢が高齢化し、現役を退いてからの期間が長くなったこと。企業社会が崩壊し、会社ぐるみの葬儀が成り立たなくなったこと。親戚の数が減ったこと。散骨などの新しい埋葬法に目を転じれば、その共通点は「継承者が要らない」ということである。「墓離れ」ともいえるこの現象も、あきらかに家族の形の変化による。少子化が進行している現在、せっかく高いお墓を建てても、二代かよくて三代で無縁墓となる可能性は高い。親から子へと継承していく代々墓は、もはや現実性を欠く。墓とは「家」をビジュアル化したものだとすれば、「墓離れ」は「家離れ」の象徴と見てもいいだろう。

きものの着付けの仕方

きちんとした席に出るときのきものの着付けは美容院でしてもらうにしても、手入れの基本であるたたみ方くらいはできるようにしておきたい。そのとき大切なのは、きれいに拭いたゴザを敷くなどして汚れるのを防ぐこと。きものをしまうのに使う畳紙を広げた上でたたんでもいい。?きものの襟のほうを左、右に裾がくるように広げて置き、手前の前身頃を脇線で正しく折って整える。?縫い目のとおりにおくみ線を手前に折り返す。?襟を内側に折って向こう側の身頃のおくみと襟を重ね合わせる。?向こうの身頃の脇線を持って、手前の身頃の脇線と重ねてたたむ。折り目はいつも縫い目になるところが、一枚の布を裁って縫ったきもののよさだ。?上になっている袖を袖付けで折り返して、裾を袖丈いっぱいに折り重ねる。?残ったもう一枚の袖を身頃の下に折り返して片袖を重ねると、きれいな長方形になる。長襦袢は、身につけるとおりに身頃を合わせたあと、中央に寄せるようにして、きもの同様、縫い目を目安に袖もいっしょにたたんでいく。襟は折り込まずにそのままでよい。いざ着ようとして出したら変なところにシワが入っていたということのないよう、ていねいにが基本だ。

社会人ならメモ必携の目的

社会人ならメモ必携の目的は2つある。1つは、もちろん聞き違いやうっかりミスをなくすための記録として。そしてもうひとつは、話している相手に、「聞いてくれているな」「何度も同じことを言わなくていいな」という安心感を与えるためだ。ある企業の社長と面会をしていたときに「なるほど、おもしろいね」と言いながら手帳を開き、メモを取り出された。自分の話に耳を傾けてくれただけでもうれしかったのに、さすが人の上に立つ方は、人をのせるのがうまい。その姿勢に感激し、さらに情報を提供し、相手の役に立ちたいと思った。講演先でもメモをとってくれる人がいると、やはり好意的な印象をもってしまう。反対に筆記具さえ机に出さない人や、こちらが言うまでメモをしない人に向かって話していると、話を聞いてくれているかどうか不安になる。ある企業の面接官は、企業説明会のときにメモをとっていない学生をチェックし、ほぼ採用しないという。メモをとるアクションは、積極性の判断材料ともなっているのだ。